KILLBILL
DVD発売&「KILLBILL vol.2」公開直前SP
KILLBILLその4 GOGO夕張サイド

咲き乱れそして舞い散る桜、とゴーゴー夕張さん
…更新が遅れて、時期ハズレになってしまいました。

去る2004年4月16日、ついに「KILLBILLvol.1」のDVDが発売されました。
もう買いましたか?レンタルしましたか?
愛の戦士たちクレイジー88の活躍に小さな胸をときめかせましたか?
ぼくらのヒロイン、ゴーゴー夕張の勇姿をその瞳に焼き付けましたか?
オーレン姐さんの深い悲しみの心に、あなたは涙しましたか?
…私?
したよ?(いやマジで)

                           *

私はオマケナシの通常版DVDを購入したのですが、もう簡易ブックレットはおろか、
チャプターリストすらも付いてない淡白さ。
ケースにはチラシとDVDしか入ってないっちゅう、なんとも愛のない仕様でございました。
しかし映像特典は思ったよりも長めで、プロダクションIGスタッフのインタビューの他、
青葉屋セットでの撮影の模様も収録されていて、なかなか面白いものでした。
しかしながらやはり物足りないものがあるので、いずれ完全版DVDなどに
もっとちゃんとしたメイキングを特典で付けてくれると嬉しいと思います。

ブライドやオーレンが日本語を喋るシーン、
特にすし屋での服部半蔵とザ・ブライドの会話なんか吹き替え不能じゃん、
などと、あのへんをどう処理するのかひそかに楽しみにしていた日本語吹き替え版ですが、
特定のシーンのみ外国人声優に切り替えたりして、セリフの流れをうまく自然にしていて、
ちょっとビックリしました。なるほどうまいものです。
欲をいえば、日本語のセリフが聞き取りにくいことが多いので、日本語にも字幕をつけて欲しかったかなぁ。
あと、DVDの再生が始まってメインメニューが出るまでが長すぎですよね。(笑)

                           *

さて、今回の更新はそんなDVDから離れて(離れるんかい)、ヒロインのゴーゴー夕張とクレイジー88中心で
設定の捏造とかあることないこと、いろいろやりたいと思います。
皆様、ブラウザ右端のスライドバーをご覧ください。
見てのとおり、今回は非常に長丁場なので(笑)
前置きはこのくらいでさっさと行きましょう。



        


オーレン:あらあなた、リボンが曲がっていてよ?
 夕張 :オーレンお姐様……

夕張さん読書中・本の正体は推して知るべし

夕張:はぁ〜〜〜♪
   …いいなぁ〜、こういうの。あたしも…

(トントン)
夕張:ん?

部屋の外の大橋

大橋:夕張の姐さん。
   大橋です。ちょっとよろしいでしょうか。
夕張:……んもう、今いいところなのに〜。
   入っていいわよ。

今回の背景は、江戸東京博物館内の1/1昭和期の家屋の部屋

大橋:失礼いたします。
   …姐さん。こんなテレビもねぇ部屋で、おひとりでなにを…
   ああ、読書ですか。
   いやぁ、さすが姐さんは俺らと違って勉強家だなぁ。
   なにを読んでいたんですかぃ?
夕張:えっ?これはその、あの、…ご、「極道の妻たち」よ。
   家田荘子の。
大橋:あっ、それの映画なら俺も知ってやすよ。
   タンカをビシッと切る高嶋礼子、かっこよかったなぁ。
   「なめたらあかんぜよ!」って。
夕張:……それ夏目雅子でしょ?
   「鬼龍院花子の生涯」の。
大橋:ああそっか。
   そういや姐さん、オレ前から思ってたんですけどね、
   あの「極道の妻(おんな)たち」って、略して”極妻(ごくつま)”っていいますけど、
   読み方からいって”ごくおん”とか”ごくおんな”が正しいんじゃねぇですかねぇ。
夕張:そんなのあたしが知るわけないでしょ。
大橋:姐さんは歴代シリーズのどれがお好きです?
夕張:……大橋。
大橋:俺はねぇ、やっぱり岩下志摩が……
夕張:大橋!
    あんた、さっきから聞いていればグダグダグダグダ…

フルスクラッチのストラップ付き懐刀、あとで紹介します。

(ちゃっ)
夕張:あたしの大事な読書の時間を潰して、
   なんであんたのつまんない世間話なんか聞かなきゃなんないわけ?
   いったいあたしになんの用なの!?
大橋:あ、姐さん、そうやってすぐ刃物抜いちゃいけやせんぜっ。
   夕張の姐さんは短気でいけねぇ。
夕張:こんどは説教でもするつもり?
大橋:違いますって。ああ、あの、用というのはこれです。
   つるまる組さんから夕張の姐さん宛に小包が届いたんで
   お持ちしたんです。
   どうぞ。
夕張:つるまる組さんから小包?
   もう、早くいいなさいよ。

掛け軸は、ツルゲーネフのポエムより(笑)合成です。

夕張:まぁ、あちらの方々にはお世話になりっぱなしだわ。
   そのうち御礼に行かないと……(がさがさ)
   なにかしら。
大橋:その箱、やけに重かったんですけど、中身はいったい……、
夕張:きゃあっ!なにこれ〜!
   ど〜しよ〜♪
大橋:なにって、…く、鎖つきの鉄球?

背景写真が少ないので部分部分を使いまわし・立ち位置が変わるのもやむをえない、ということで。

夕張:ふにゃ〜、うれしー!マジ超かわいー!
大橋:……かわいい?

夕張:(じゃらっ)
   どう、大橋。
   似合う?

夕張さん、変なポーズ

大橋:ええ、そりゃもうよぉくお似合いで。(パチパチ)
夕張:お手紙も入ってる。
   なになに、このボタンを押すと…、ボールの脇から刃が出てくるのね。
大橋:なるほど、ちょっと扱いが難しそうな武器ですね。
   こりゃあ姐さん、
   ジョニー・モーの兄貴に扱い方を教わったほうがよろしいんじゃあ……
   あの、姐さん?
夕張:いい!これはいいわ!
   これがあれば、どんな悪いやつからもお姐さまの身をお守りすることができそう。

振り回されているチェーンから先は、別撮影素材の合成です
(ぶうぅんっ、ぶうぅんっ)

大橋:姐さん!うわっ!
   こんな狭い部屋で振り回しちゃ危ないですよ!
夕張:大丈夫よ。
   さっきからあんたいちいちうるさいわね!
   用が終わったんなら、さっさと出てってよ。

合成を始めるまで気が付かなかったんですが、チェーンのマスク抜きはソフトでは自動できないので、輪っかの一つ一つ全部を手でぬきました・死ぬかと思った
(ぶうぅんっ、ぶうぅんっ)

大橋:姐さん、危ないっ!
夕張:大丈夫だっていってるで……

危ないですね

バキィッ

ビンゴ
    ゴンッ!

夕張:ビンゴっ!

……バタッ

本編でもすぐに立ち直ってましたから、彼女は石頭なのでしょう

大橋:ププッ…。
   もう、だからいわんこっちゃねぇ。
   お怪我はありませんか、姐さん。
夕張:うう…………、
   お、大橋。
   おまえ……
大橋:なんですかぃ?
   まぁ、いいたいことはだいたいわかりますよ。
   お前のいうことを聞いておけばよかった、
   私は反省している、とおっしゃりたいんですね?
夕張:そんなんじゃないわよ!

うちは”チラ”無いんで

夕張:おまえ……
   今、あたしのこと……笑ったわよね?
   あたしさぁ、人に笑われるの、……すっごくキライなのよね。
大橋:……えっ?

(…ゆらり)

天井が直ってますが、気にしない気にしない

夕張:あたしのこと、笑ったわよね?
   笑ったでしょう?「ぷっ」て。
大橋:い、い、い、いやだな、
   あっしはけっしてそんなことは……
夕張:……笑った、 わ よ ね ?
(ジャラジャラジャラジャラ……)

なんか、後ろ姿がかわいいと思う(笑)

大橋:もっ、もう、姐さんは短気でいけねぇ!
   つい吹き出しちまったのも無理ないですよ、
   だって、自分で自分の頭に鉄球ぶつけるなんて、…すげぇ間抜け…ぷぷっ!
夕張:…………………………お、おまえ。
(プチッ)

飛び出すブレード
        ジャキン
大橋:ぎにゃあっ!?なんか出たっ!?
   あ、いや、違うんです姐さん!
   お、俺はただ、あれはふかこーりょくだったって事をいいたいんであって…
夕張:………………………………
大橋:…………………………姐さん?

ずばぶしゅうううっ!

15歳未満のお客様にはお見せできない映像が含まれました

大橋:ぎゃあああああああ………


彼がその、記念すべきゴーゴーボールの犠牲者第一号であったという。

……いきなりなんなんでしょうか。
ノリでコントを企画したはいいのですが画像枚数が増えてしまって、
撮影と合成作業を16時間ぶっ続けでやる羽目になってしまいました。目が、目がぁ〜〜!

ということで、先回に引き続き「つるまる」さん製のアイテムのご紹介。
”あのボール”です。



刃の出ていないものと出ているもの、2種類の付け替えです。
チェーンの先端にはペンダント用のフックがついていて、交換は容易です。
刃の形状は劇中のデザインと違うのですが、これはまだ「vol.1」劇場公開前の、
ほぼ資料のない時期に製作されたものだからだそうです。
ムック本に載っていたデザインイラストを参考にされたとのこと。

 刃なしボール   なんか嬉しそう
刃なしボール
これはほぼ劇中のモノと同じ。
ガンダムハンマーで冗談めかしてごまかしていた日々にさようならです。

 刃付きボール  ちょっと得意げ
刃付きボール
劇中のものよりも凶悪なデザインです。
自分の足を切らないように注意。

そうそう、制服のスカートですが、劇中のイメージに近いスカートが衣装入れの底から発見されたので、
先行して撮影しておいたものを除いて、今回からこれに切り替えました。

志村うしろ〜〜〜〜!(違う)

コントでもちょっと出ました、ストラップ付き懐刀です。
これは私こと木村製作のアイテム。プラ版削りだし・一部エポパテ製のフルスクラッチです。
いつものことながら一日がかりでした。(笑)



鞘と刀はプラ版の切れ端でできているので、原価はほぼ0円です。
鞘の削りだしと塗装(+クリアコート吹き)が大変でしたが、リーズナブルにできました。

…でも、
ストラップ部分に使っているビーズは単色でしか売っていなかったものなので、
3種類で300円+テグス100円と、ここだけで400円かかってしまってます。
……なんか納得いかない。


この鞘と刀ですが当然、分離・合体ができます。








パチリ

とまぁこんな感じ。


持っているものがものだけに、どう撮っても可愛くなりませんでした
とりあえずポーズとか。
作ったはいいけど、コントでもほとんど使えなかったなぁ…。

私がこの懐刀を作ったのは、
ブライドvs夕張戦のあとで、オーレンがこの懐刀を見つめて、
夕張を悼むシーンがとても印象的だったからです。
そしてお前の行為を無駄にはしないとばかりに鞘から抜き放ち、
十字架のように手摺に突き立てる。
そして、それとともに外から聞こえてくるクレイジー88の援軍の爆音。
なんともいいシーンです。

オーレンの心情を考えながら見ると、「KILLBILLvol.1」はまた違った印象の物語になります。

ここからは合成画像ギャラリーです

デックスのベンチにたたずむ学校帰りの夕張。
夜の街にひとりたたずむ夕張。

彼女はプライベートの時間に、自らをおとりにして「援交野郎」を見つけ出しては
懲らしめてまわっています。
ゴーゴー夕張は女の子の敵を許しません。
たまに行き過ぎます。

ブライドvsゴーゴー夕張 このての合成はノウハウがあるのでなんか楽
ブライドvsゴーゴー夕張

タランティーノ監督はエル・ドライバー役のダリル・ハンナとザ・ブライド役のユマ・サーマンに、
2人の戦いを日本の特撮映画「サンダ対ガイラ」になぞらえて説明し、そのビデオを鑑賞させたとか。
その戦いの模様は「vol.2」で描かれるわけですが、そんなエピソードを思い出しつつ
ブライドvsゴーゴー夕張の合成画像を作ってみました。
こういうのもアリかなぁと。
……ない?
お供を従える夕張さん
ゴーゴー夕張とクレイジー88
左の隊員、なんかかっこいいな。

夕張はオーレンのボディガード。クレイジー88はオーレンの私設軍隊。
組織内での両者の上下関係はよくわからないのですが、宴会での席順からすると、
夕張はヒラの88隊員よりも格が上なのは間違いないようです。
ソフィに続いてナンバー3なのか、クレイジー88のリーダージョニ−・モーに続いてナンバー4か。

背景は先回と同じく、江戸東京博物館の歌舞伎座のミニチュア模型。
ブラックスーツも先回と同じく、1体の人形に着せたのを多重合成して、
顔をアイコラチックに挿げ替えたものです。
地味に面倒ですが、なかなか面白いです。










あ、下になんか見えてきました。



50人くらいいます・もう嫌だ…
ゴーゴー夕張とクレイジー88(その2)

一度でいいから、こういうのやってみたかったんですよ!
合成の醍醐味ここにあり、みたいな!ねっ!




って、
……一度で充分だよ。
もう二度とやんない。(死)
背景はお台場のテレコムセンター。このために撮影に行きました。
でも床もほとんど見えないし、別にどこでもよかったな。

左下の禿頭はジョニー・モー隊長です。髪付きの普通のアジアンなヘッドを撮影し、
GIジョーのお尻のテッカテカな部分を頭部に合成しました。(笑)
ラスター!

制服を脱いだ夕張さん
ゴーゴー夕張は、あれで本当に死んでしまったのでしょうか。
頭に釘が数センチ刺さっただけでは人は死なないのではないでしょうか?
ぼくらの心の中に永遠に生き続けるゴーゴー夕張。
でも、もしかして本当は生きていたら……
彼女はどんな人生を歩んだのでしょう。



…などと、この合成画像を作ったあとで思いつきました。(おい)
ごめん、これただ欲望の赴くままに眼鏡っ娘にしてコスプレさせたただけ。(笑)
革ジャケットとタイトミニが似合います。
眼鏡も似合います。

しかし、やはりというか、これの前に試しに着せてみたフリフリのドレスは、
彼女には悲しいほど似合いませんでした。

タイトミニがきわどいですが、やっぱチラはありません
「vol.2」には、夕張の実の姉が敵討ちに登場するというエピソードがあったらしいのですが、
これはポシャってしまいました。姉役は柴崎コウだったらしいです。

敵討ち話がカットということは、つまり夕張生存の可能性はまだありそうってことですよね。
ありそうというか、ある!
あるに違いない!

…というところで、今回の更新をしめさせていただきます。
なんなんでしょう。

おまけ

お姐様…
コントの冒頭に使った妄想の具現化の合成画像なんですが、
いやなんか、本当に屋外で撮影したみたいになったのでちょっと嬉しい一枚なのです。

背景の太陽の位置にあわせて右から照明をあて、左側にレフ版をおいて光を反射させ、
夕張の顔を照らします。(でないと影になって顔が黒くなってしまう)
このレフ版はいつも白いものを使っていたんですが、
空の青い照り返しを再現するのに今回は水色のものを使ってみました。
するとこんなに感じに。今度からこれでいきませう。


さて左側の「お姐様」人形ですが、
え〜、次回につづきませう。

本当になんなんでしょう。


2004年4月19日 23:24:16
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