広大な宇宙のどこか 12の殖民惑星に暮らす人類と 機械帝国サイロンの 一千年の永きにわたる戦いは この日結ばれた和平協定をもって 終わりを迎えるはずだった |
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しかし それはサイロンの罠だった 和平に応じると見せかけたサイロンは 奇襲による総攻撃をかける |
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警戒を解いていた人類は サイロンの攻撃の前になすすべもなく 一方的に殺戮されてゆくのだった。 |
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12の殖民惑星を代表する12隻の宇宙空母もまた その例外ではなく サイロン戦闘機による攻撃をうけ 次々と沈んでゆくのだった |
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サイロンの攻撃は 12の殖民惑星それぞれにもおよんだ |
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衛星軌道上の移動要塞より発艦した戦闘機が 12殖民惑星の全てを焦土と化してゆく |
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12の惑星は全てサイロンに征服され 生き延びたのは宇宙にいた少数の人々と サイロンのたくらみにいち早く気づき 戦うことができた宇宙空母”ギャラクティカ”のみであった サイロンの総攻撃は成功し 人類はその前に屈したかに思えた だが…… 殖民惑星のひとつ惑星カプリカに たまたま滞在していたその男の存在は サイロンにとって唯一の誤算だった |
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「アダマ提督に、緊急だ」 「提督、惑星カプリカから、マグナフォンによる緊急通信です」 |
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「ケイシー・ライバックといいます 提督、サイロンとの戦いはまだ終わってはいません」 |
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「われわれの12の惑星は全てサイロン帝国によって制圧された。 人類にはもう、逃げる以外に道は残されていないのだ。」 |
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「お言葉ですが提督、 サイロンに制圧されている惑星の数は 12ではなく、11です」 |
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「カプリカはすでに奪還しました」 UNDER SIEGE 3(邦題「沈黙の宇宙空母」) 惑星カプリカに拠点を置いた人類は サイロンに対して反撃を開始するのだった |
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「逃げずに歯向かってくるとは好都合だ 返り討ちにして人類をひとりのこらず抹殺するのだ」 「命令のままに」 人類を待ち構えるサイロン |
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単身で要塞に乗り込み 内部から撹乱するライバック 迎え撃つサイロン兵を瞬時になぎ倒してゆく |
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ヴァイパー戦闘機隊の活躍 |
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次々に要塞を制圧してゆくライバック |
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サイロン司令官との一騎打ち ライバックは司令官を倒して 要塞CICにたどり着くことができるのか |
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そしていま 封印されていたギャラクティカの主砲が 必殺の一撃を放つ それは暗黒時代に終止符をうった 人類の黎明の光でもあった スティーブン・セガール UNDER SIEGE 3(邦題「沈黙の宇宙空母」)より |
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……ええっと、ごめんね。 「宇宙空母ギャラクティカ」ファンとコナミ様には謝っとこうと思います。 今回はコナミの食玩 SFムービーセレクション「宇宙空母ギャラクティカ」を使用して、 いちセガールファンの妄想を形にしてみました。 ”いかなる敵もなぎ倒し、いかなる危機もサクサク解決”のセガール映画の様式に 慣れてしまうとですね、 他の映画で登場人物がピンチに陥っているのを見て、 「この映画にセガールが出ていたら、あっという間に解決なんだけどなぁ」 などと思ってしまうのです。 「宇宙空母ギャラクティカ」はスターウォーズブームに乗っかって作られたアメリカのTVドラマで、 その第1話(3時間スペシャル)を日本で劇場公開(2時間に編集)。 日テレ系でその劇場版をTV放映、好評だったのかその後TVシリーズのほうも放映されました。 私は当時、「スターウォーズみたいなのが毎週テレビで見られる」と これの放映が始まる日を指折り数えて待っていた記憶があります。 ウルトラQが始まるときの当時のチビっ子も同じような気持ちだったんでしょうかねぇ… ともかく、「宇宙空母ギャラクチカ」としてTV放映が始まったのですが、 最初の方こそ見ていたものの、なんか途中からあんまり見なくなったような、 ちゃんと見てたけど内容を覚えてないような、そんなあいまいな印象しかありません。 どこかの惑星に下りて、そこでお話が展開するというパターンばかりで、 期待していた宇宙戦闘シーンがあまりに少なく、またその少ない宇宙戦闘も、 毎回毎回同じ映像を繰り返し繰り返し流すだけなので、アッサリ飽きてしまったからなのでした。 唯一よく覚えているのは、ヴァイパーのコンピュータにAIを組み込み、 そのおかげでヴァイパーが女性の声で喋るようになるのというお話なんですが、 「行くわよん☆」とターボブーストをふかしたりして、見ていて非常に面白かった記憶があります。 それは結局その週だけで、次週からはまたもとのただの戦闘機になってしまったのが、 とってもとっても残念でした。 今思えば、「ヴァイパー”萌え”」して印象に残っていたわけで、 ドラマ鑑賞時の重要な評価ポイントは昔からこれだったんだなぁ、と、 我ながら呆れるやら妙に納得するやらです。 萌えボイスで喋るヴァイパー、あったらいいヨねぇ。 さて、今回のこの更新のために「宇宙空母ギャラクティカ(劇場版)」のDVDを 久しぶりに見たりしてたんですが、3時間のストーリーを2時間に編集したものだからか、 お話が大雑把に感じるのはまあしょうがないとしても、全体に漂う危機感のなさ、能天気さ、 本当に人類は絶滅しかかっているのか?と疑いたくなります。 これはその前に見た、最近リメイクされた「バトルスター ギャラクティカ」と比べて どうしても思ってしまうことなのかもしれません。amazon「バトルスター ギャラクティカ サイロンの攻撃」 アマゾンのレビューでも褒めちぎられているのを見てわかるとおり、 ”リメイク”を超えた名作に仕上がっております。鈍色に輝く切れ味のよいナタのような作品です。 こちらのご意見(敢えてギャラクチカと呼ぶ心意気もアリ)が私の感想と100%重なります。 この「バトルスター ギャラクティカ サイロンの攻撃」は、 TVシリーズのパイロット版で、その後に続く話もあちこちで 絶賛(『宇宙空母ギャラクティカ』の最新シリーズ、絶賛レビュー)されたりしているので、 続きも早く見てみたいです。 「24」の次に来るのはこれだ! (てか、まだDVD化の話もないんですけどね…。DVD化が待ち遠しいです。)
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TOPへ戻る INDEXに戻る 2005年4月10日 1:23:34 |